相続放棄ができなくなるケース 

以下の場合も放棄が出来なくなるケースです。
1. 相続財産の全部または一部を処分した。
2. 相続放棄や限定承認が認められた後に、相続財産の全部もしくは一部を隠匿、消費したり、悪意で財産目録に記載しなかった。
発覚すれば、相続放棄は認められないばかりか、認定は取り消され法定単純承認に戻ってしまいます。
相続を放棄するとどのようなことになるのでしょうか。
その場合、相続は最初から無かったものとみなされます。
相続人に子がいても代襲相続は起こりません。
(ただし、相続欠格や相続人の廃除の場合は代襲相続が起こります。)
相続を放棄した場合、放棄した相続人が引き受けるはずだった遺産については、
同順位の相続人の相続分に上乗せされます。

同順位の相続人がいなければ、後順位の者が相続人に繰り上がって受ける順番になります。
カンタンにあらわすと、
1:第一順位の相続人(配偶者と直系卑属)が相続放棄
2:第二順位(直系尊属)が相続人となる
3:第二順位の相続人が相続放棄すると
4:第三順位(兄弟姉妹、甥・姪)に相続権が移る
相続放棄は、負債が資産を上回っているときに発生します。
相続放棄をするときは、次に相続人になる人とやり取りをして説明、納得した上で行う必要があり、もし黙って行ってしまうと後々もめる原因になります。

相続の放棄をしようとする者は、その旨を被相続人の最後の住所を受け持つ家庭裁判所に申述しなければならない(938条、家事審判法、非訟事件手続法)。
相続放棄をした者は、初めから相続人とならなかったものとみなされ、遺産分割と異なり、第三者の権利を害することはできないという制限はない(939条)。
相続放棄をしても、他の相続人らが納付すべき相続税の総額は原則として変化しません

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